先日、久しぶりに実家に帰った。
もう仕事をきれいに引退した父は週に2回は近くへ山登りに行くようになった。
立派な一眼レフカメラも購入し、山に登る際に見る草花や鳥をカメラにおさめるのが楽しみになっている。

引退当初は燃え尽き症候群みたいになるんじゃないかとか、母と会話がなくなるんじゃないかなどと心配していたが、そんな心配なんのその。
以前はお昼間に長電話を姉たちへ掛けていた母も最近ではその電話がめっきり減り、かけても出てくれない時すらあるようなので、父が家に居て、母も嬉しいようだ。
3人の子どもを育て上げ、ようやく夫婦二人の生活。まさに第二の人生だ。思いっきり楽しんで欲しいと思う。

そんな父と母の近々の夢は家を売り払って、1年に1回くらいのペースで日本中を引っ越しすることなんだそうな。
なんのために？と聞いたら、京都に住んだら、どこへ行くにも情緒があるし、毎日が観光しているような気持になれるんじゃないかと。
そして、富士山の見える場所に一回くらい住んでみたいんだと。

あぁ、日本人なんだなぁと思った。今の私たちの生活はほぼ海外から入ってきた文化に囲まれている。
それでも海外から帰ってきた時には日本食のおいしさを噛みしめたり、お風呂や温泉に浸かっているとき、あぁ自分は日本人なんだなぁと思う。

ゴッドセンドの洋服に出逢った時もそう思った。あぁ、私は日本人なんだと。
コンセプトは「和とストリートカルチャーの融合」

おすすめの和風サーファーTシャツはイラストレーター「TAKEUCHI ATSUSHI氏」とのコラボデザインの1つ。
シンプルな線と少ない色でどこかユルさのあるイラストが特徴的。
ストリートなデザインの中に着物を着用した遊び心のあるサーファーが描かれており、絶妙な和のテイストをミックス。
しかもこの着物の着こなし方がまたいいのだ。
海外の人にもきっと反応がいいだろうデザインだが、日本人だからこそ袖を通してほしいアイテムでもある。