ブランド子供服・キッズ服の通販はサーカス
家族の着こなしを見つけるための " ひとさじ " のヒントに。
vol.190725

2019
#『ミリタリーウェア』と言う名の究極の実用品
子供服のトレンドの中心にはいつもミリタリーがある。
『 人々を虜にする魅惑のアイテム。』
今やファッションにおけるカテゴリーの1つとして確固たる地位を得たミリタリー。
元を辿れば国の威信をかけて戦った人たちのための戦闘服。
使い勝手の良さと機能美とも言うべき洗練された無駄のないデザインが多くの人を魅了し、様々なブランドのデザインソースとされてきた。子供服ブランドにおいてもしかりである。
19秋冬のhighking(ハイキング)でもミリタリーから着想を得たアイテムが幾つかある。
今回は基となったウェアのヒストーリーを交えながら、オススメのアイテムをご紹介する。
先ずは、№hig921234 salvageフーディーだ。
これは40年代にアメリカ軍の海難救助隊が着用していたサルベージパーカーが基になっている。
当時、サルベージパーカーは危険物処理班用で沈没、座礁した船舶の引き揚げや救助を行う時に使用され、ガスマスクを装備する事もあった為、アゴまで隠れる大きなフード周りが特徴だ。
highking(ハイキング)では4WAYストレッチ素材を使用し、リフレクタープリントを搭載する事でアウトドア要素も取り入れながら、子供服にはぴったりの機能である。
続いて、№hig922393 hack オーバーオール。
こちらはECWCS(エクワックス)=拡張式寒冷地被服システムのオーバーオールを採用した。
ECWCSとは80年代、アメリカ陸軍ネイティック研究・開発・技術・センターによって開発されたインナーからアウターまでの各種アイテムを組み合わせることで、極めて寒冷な環境にも対応できる様に開発されたレイヤード(重ね着)システムである。
つまり、このオーバーオールも本来はパンツの下に着用するライナーとして開発されたものなのだ。
それを素材を変え、サイドに大きなポケットを配置する事でタウンユースに最適で子供服らしいデザインへと仕上げた。
実用品だからこそアップデートが繰り返される宿命にあり、時代ごとに多種多様なモデルが存在するミリタリーウェア。
当然ながら、そのどれもが実戦を想定し考え抜かれたデザインとその時代における最新の機能性を兼ね備えている。
ミリタリーは知れば知るほど奥が深い。
今回、子供服ブランドのhighking(ハイキング)独自の解釈で新たにアップデートされたアイテムたち。
ファッションの新たな楽しみの1つに、ここでご紹介したヒストリーを踏まえながら商品を見て頂ければ嬉しい。